こんにちは。anyoneの田邊です。
「大変な思いをすることなく、ラクに痩せたい!」「運動が苦手だから、ラクに痩せたい!」
誰もが一度は思ったことがあるでしょう。
今回はダイエットを運動ではなく、食事と生活術の観点からご案内できたらと思います。
若い頃との違いを知ろう
「若いときと同じ体重なのに、見た目が違う…」。これ、よくある話です。いわゆる「数字」ではなく「見た目・体型」の変化が加齢とともに顕著に現れていきます。これはなぜでよう。
基礎代謝量の変化
→痩せやすく太りにくい体であるには、エネルギーをたくさん使う(基礎代謝が高い)状態であることがとても重要なのですが、女性では平均して15~18歳をピークに低下していきます。これは体が成長し大人の体になってからは、そこまでエネルギーを使う必要がなくなったことが1つの要因です。
腹部に脂肪が集まりやすい
→あるデータでは全身の脂肪を100としたとき、女性は約6割が腹部に脂肪がついてくるといわれています。さらに、その脂肪は内臓脂肪として多く付着する傾向になり、これにより「おなかポッコリ」が目立つようになっていきます。これがメタボの一因となります。
上半身の筋肉量低下と脂肪量増加
→30歳未満の世代では腕や体幹部の脂肪率が低く、太ももや臀部の脂肪が多くなる傾向にあります(上半身が華奢なタイプ)。ところが、50代以上になると全身への脂肪率が均一になります。さらに筋肉量の低下により体に丸みが出てきやすくなるので、より体型が悪く見えるのです。
体に負担をかけない習慣づくり
負担をかけない方法はいろいろありますが、今回は睡眠・食事・入浴の観点からみていきますね。
睡眠編
→睡眠の一番の目的は、「自律神経を安定させ、前日までの疲れを解消する」です。自律神経は肌や血管と同じように老化すると言われているので、質の高い睡眠をとるには過度な負担をかけ過ぎないように、生活習慣を見つめ直すことが大切です。
食事編
→「血圧・血糖値・脂質」。この3つの数値は生活習慣病やメタボと大きく関わりがあります。これらに繋がるものとして「ファーストフードを食べる」「揚げ物・濃い味を食べる」「早食いである」「食物繊維が少ない」などがあります。特に生活習慣病は自覚症状がないため、注意が必要です。
入浴編
→面倒だからとシャワーだけで済ませるのは要注意です。1日の疲れをとるにはしっかり湯船に浸かること。血行促進で深部体温が上がり、自律神経のバランスを整えてくれる効果が期待できます。リラックス効果もあるのでしっかりお風呂に入りましょう。
続けられることが一番大事
ここまで、いろいろご紹介してきましたが、食事も生活習慣も「続けること」が一番大事。「継続は力なり」です。それは誰もが理解しているはず。けど、続けられる人とそうでない人がいます。最後に、継続するためのかんたんなアドバイスをしますね!。
無理をしない
→最も理想的な継続は毎日続けることですが、今まで習慣になかったことを始めるので意気込み過ぎると逆に「三日坊主」になってしまいます。そうならないために「最初は月・水・金」とか「週に2回」などと無理のない範囲で行うことをお勧めします。
レコーディングする
→以前のブログにもご紹介しましたが、レコーディング(記録)をすると過去の食事や生活が見られるため、変化を読み取ることができ、その後の行動変容に繋がります。今は無料のアプリもあるので活用してみるのもいいでしょう。
協力をお願いする
→トレーニングもそうですが、以前のブログにもご紹介しましたが、家族や会社の人などの協力も不可欠です。「見ていてくれる人がいる」と案外頑張れるものです。また挫折しそうになった時も第三者がかける声かけや行動でモチベーション維持に繋がります。ぜひ周囲の人にお知らせしましょう。
どうでしょうか?まとめると「忙しい時こそ、しっかり寝て、バランスを考えながら食べる」ということです。トレーニングと違い、睡眠と食事は毎日のことなので、変化をもたらすことができれば、その効果は絶大です。「今あることの質を高めていく」ことで体力がついたり、モチベーションがあがったり、痩せやすい体になったりします。
あなたもこのブログを参考にぜひ意識して取り組んでみてください。